22歳。学生結婚してみた。- (3)遠距離恋愛になってみた

■記者紹介
1984年、福岡県生まれ、神奈川県育ち。
男子校出身でゲームやアニメが好きな中学生だったが、中学3年のときに父親が他界。
それ以降、年齢を誤魔化してチャットを通じて知り合った社会人に混じってオフ会に参加したり、
徹夜でコミケに並んだりますますオタクに磨きがかかる。

大学生のときに関西で開催されたゲーム大会に参加し、そこで知り合った女性とマイミクになる。
ひょんなことからその女性と付き合うことになり、気づいたら妊娠、あわてて学生結婚、そして出産。
現在は妻と2人の娘を養いながら、ITエンジニアとして奮闘中。

■22歳。学生結婚してみた。- (3)遠距離恋愛になってみカップル2

前回のあらすじ。
妻となる女性と二人きりで遊ぶことになり、何を間違えたか自宅に連れ込んでしまう。
気がつくと、告白をしていて付き合うことになっていた。

--- 初体験 ---
二人きりで一晩を過ごし、朝になっても彼女の容態はあまり変わっていなかった。
食欲がないということでパンを焼いたり、ノドを通りそうなおかゆを作ったりした。
彼氏・彼女の関係になった途端、現金なもので、彼女の体調が自分のことのように心配になったのだ。

1-2日ほど看病のようなことを繰り返して、少しずつ彼女の体調は回復していった。
家に来て4日ほど経ったある日の夜、初めて同じ布団で寝ようと誘ってみた。
お互いにそういう雰囲気になる感触はあったのか、抵抗は無かった。
最初は服を着たまま抱き合いながら、他愛もない会話をしていた。
途中で過去の付き合った人数の話になり、その時点で俺にとって彼女は初めて付き合った女性であるということを伝えた。
初体験だけどよろしくお願いします、と笑いながら話したことを覚えている。

30分くらいスキンシップを交わした後、服を脱がせていった。。
ブラジャーのホックの外し方に手間取るというお約束も体験したあとは、
とにかく割れ物を扱うかのように慎重に、かつ無我夢中で色々なところを触ったり、舐めてみたりした。
その時に得ていた性行為に関する知識は18禁のコミックか官能小説、AVと偏っていたわけだが、
そのことを思い出すほど余裕はなかったと思う。

いざ挿入する段階で、事前に近所のコンビニで購入しておいたコンドームを開封した。
コンドームのパッケージはそれを想像させないデザインになっているため、コンビニで探すのに苦労したのは言うまでも無い。
実際に装着すぐ時もどちらが表で、どちらが裏か良く分からなかった。
製品によっては裏表の表記があったり、表側には潤滑油の代わりになるゼリーがついていたりするので
見ただけで分かるものもあるが、部屋を暗くしていたので手探りで裏表を判断してなんとか装着に成功した。

挿入の感想を思い出すと、挿入したという感動はあったものの、正直それほど気持ちよかった記憶がない。
週2-3回のペースでオナニーをしていたこともあり、おそらく膣の刺激が物足りなく感じていたのだと思う。
結局、その日は彼女の中で射精することはできず、先に彼女が痛みを感じてきてしまったので、
そのまま手で刺激して射精させてもらった。初体験はこんなものである。

--- 遠距離恋愛 ---
彼女が家に来てからおよそ1週間が過ぎた。
何度か肌を重ねはしたものの、結局挿入中に射精することはできないまま、彼女は実家に帰ることになった。
一旦、仕事場に戻り荷物をまとめて、数日後には新幹線で関西の実家に戻っていった。
付き合い始めて数日で初体験に至り、その数日後には遠距離恋愛となったのである。
お互い、付き合うということに対して慎重なのか、考え方が保守的なのか、付き合った段階で結婚を意識していた。
そういったこともあり、すぐに遠距離恋愛になっても、不思議と安心感があった。

学生の身分なのでお金も無く、1ヶ月に1回どちらかが会いにいくことにした。
付き合い始めたのが4月で、5月のGWに合わせて数日ほど彼女が会いに来てくれた。
彼女は仕事場を既に引き払っていたので、また俺の実家に泊まってもらった。
親には付き合っているとは言わずに、適当に知り合いが数日泊まるとだけ伝えていた。
トラブルが起こることを心配されたこともあったが、他人を家に泊めることに寛容であった母親に感謝したい。
一緒に近くのゲームセンターに行って初めてプリクラを取ったり、一緒にファミレスで食事をしたりした。
この時点ではまだお互い付き合っていることを周りには言ってなかったので、それほど大胆に行動することもなかった。

--- 初めてのラブホテル ---
実際に、本格的なデートをしたのは6月に俺が関西に出向いたときである。
この時は、彼女の実家に泊まるわけにも行かなかった(まだ彼女の親にも付き合っていることは話していなかった)ので、
友人の家とラブホテルを転々とすることになる。

彼女が数日の外泊許可を取った日に合わせて、大阪の食い倒れ(今はもうない)に行ったり、USJに行ったりした。
絶叫系が苦手な彼女を無理やりジェラシックパークに乗せたりと、色々と無茶をしたことを覚えている。
また初めて彼女に洋服をプレゼントしたのも、この大阪でのデート中のことだった。

二人で漫画喫茶に入って夜に泊まるラブホテルを探しておいたのだが、実際夜にその場所に行ってみると
どれがそのホテルなのか分からず1時間近くウロウロしてしまい、結局別のホテルに入った。
実家とは違い周りの目や声を気にせずに行為ができるという開放感が大きかったのか、この日初めて彼女の中で射精できた。
射精するかどうかというのは周りの環境に大きく左右されるということを実感した。
余談ではあるが、ホテルの朝食サービスが充実しており、とてもおいしかったことを覚えている。
遠距離恋愛で会える日も少なかったが、少ない時間を大切にして充実した日々過ごしていた。

つづく。