彼女が妊娠を告げて来た時の対処法 かのにん(8)

久しぶり!みんな~、ヤってるか?

かのにんシリーズ、番外編の2を書こうと思う。
それと言うのも、僕が書いた記事を読んだ産婦人科の先生からコメントが寄せられたからだ。
非常にありがたい話である。
今回は、そのコメントを元にこの記事を書こうと思う。

さて、僕の記事には、「中絶中期は16週から」とある。
純粋に、医学的に見てそれは間違いじゃない。
しかし、日本では12週を過ぎた中絶を中期中絶と呼ぶ場合が多いそうだ。

理由としては、僕の記事にもあるように
12週を過ぎると、中絶であっても自然流産であっても、役所に死亡届を提出する必要があるから。
これは法的義務で、怠れば刑事罰の対象になる。
11週目との区切りとして、大きな意味があるよね。

もう一つの理由は、
12週を過ぎると胎児が大きく成長して、堕胎そのものが難しくなるからだと、その産婦人科の先生は言う。

WHO公式見解と大きな差がある。これは由々しき問題じゃなかろうか。
堕胎を決めたカップルがWHO公式見解を見て決めるとは思わないが、
その4週間の差はあんまりだ。どうにかならないのだろうか?

その産婦人科の先生が言うには、12週を過ぎると、堕胎に使用する機器の操作が難しくなるんだそうだ。
11週目までならば、機械的な操作一発で終わる事が殆どだが、
12週にもなると機械的な操作が難しくなるのだそうだ。
(さすがに、どう難しいかまでは僕にはわからないけれど…)

機械的な操作が難しい場合、どうするかと言うと、
強力な子宮収縮剤を使用し、子宮自身に胎児を押し出させる、と言う手法を使うそうだ。
殆ど分娩と変わりが無い。

それくらい方法が違う。僕自身も驚いている。
因みに、費用も高くつくそうで、先生が言うには
福岡辺りで20万以上、初期だと高くても10万くらいで、週数や施設に依存するとの事だ。
当然、身体への負担も大きい。
ひと月違うだけで大きな差である。

僕の記事では16週と書いた。僕はこれを訂正するつもりは無い。
安易に訂正するべきでは無いと思うのだ。
僕が調べた結果、純粋に医学的には初期妊娠は16週とされている。
それは何故かもわからない。海外ではどうなのだろう?
その点も加味して、今は修正するべきでは無いと思っている。
そして、この記事を書く意味としても、今はまだ訂正はしない。

最後の理由がある。
この事を、産婦人科の先生はコメントとして書くべきか悩んだ、と言っている。
僕自身もそれを読んで、記事にするか非常に悩んだ。

だが、勇気を持って書こうと思う。
基本的に僕は、性悪説側の人間だ。人間の性は悪だ。
だけどもし、この記事で誰か一人でも、一組でも救えるのなら、本望と言うやつだろう。
万が一、これから書く内容を読んで、悪用する人間がいたとしても。
(僕はその責任を追うべきだろうか?)

もう一つの理由「出産育児一時金制度」

日本には出産育児を応援するため出産育児一時金制度がある。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/shussan/index.html

妊娠出産って言うのは病気じゃない。だから健康保険が利かない。
でも大金がかかる。なので、行政的にそれを応援するシステムだ。

でも上記のリンクを見てもらえばわかると思うけれど、わかりにくい事この上無い。
この制度を使わせる気があるのかなー、と思う。無さそうだよね。

そこで、先生の言葉を引用して平たく説明すると、
「国民健康保険でも会社の保険でもなんでもいいから保険にさえ加入していれば、
全ての出産して、出産を申請した人間がお金を貰える」
システムなんだ。

因みに、この制度には
「直接支払い制度」と「受取代理制度」ってのがある。

直接支払い制度は「妊婦に代わって、医療機関等が出産育児一時金の請求と受け取りを行う」制度。

受取代理制度は、「妊婦が出産を予定する医療機関等に、出産育児一時金の受取を委任する事に依って、その医療機関等へ直接出産育児一時金が支給される」制度。
出産費用が無い場合は、医療機関に支払われた出産育児一時金の中から出産費用を支払う事が出来る。

さて金額だが、四二万円。これは一人を出産した場合だ。
双子なら84万。勿論、これは医療機関が双子認定をすればそうなる。

そしてこの出産育児一時金は、死産でも子宮される。
医学的には流産と呼ばれるものも、法的には12週を過ぎれば死産とされる。
それも対象とされ、一時金は子宮される。
12週から21週までの間で中絶しても、それを申請すれば42万円が子宮される。

この制度が悪用されているケースがある、と言う事で産婦人科の先生は、
この事をコメントに書くべきか迷ったそうだ。
僕もそれを知って、書くか悩んだ。
実際、故意に妊娠して12週過ぎてから中絶し、この制度を悪用するケースが実際に報告されているそうだ。

頭が痛くなる。
だが、悪意を持ってそれをするか否かは、簡単に判断出来るものではない。
当然、実際に妊娠する訳だから妊婦への負担は大きい。
そしてこれは、妊婦側だけで無く、医療機関等も悪用する事案が発生している。
医療機関が、費用の値上げをしているところもあるそうだ。
妊婦側が当然この制度を利用するものとした上で、費用を釣り上げたのだ。
これも頭が痛い。

良い事ばかりでは無い。悪い面もある。
だが、事実は事実であるとし、僕はこれを記事にする事を決めた。

如何だっただろうか?
WHOの見解である初期妊娠の定義は、日本での一般認識とズレているし、
出産育児一時金制度は、悪用される畏れすらある。
滅茶苦茶だな、と思う。
それでも、それが事実なんだ。

僕はセックスを否定はしない。中絶も否定しない。
だが望まぬ妊娠をしてしまったら、どうするか二人で考えるべきだ。
そして日本には、金銭的にそれを支援する制度がある。

どう生きるかは、君たち次第だ。