+風疹とは
高熱と、赤い発疹が全身に出るのが主な症状で、その他に耳の後ろや後頭部のリンパ筋が腫れて痛むこともあります。今まで子どもの病気だと考えられており、子どもの時に予防接種を受けるのが良いとされてきましたが、大人の重症例も出ていますので油断は出来ません。
風疹の怖さは、発疹が出て風疹だと自覚する前から感染力を持っていること。その感染力はインフルエンザよりも強いと言います。
先ほど、子どもの時に予防接種を受けると書きましたが、年代的にその予防接種を受けていな世代があります。その世代の方は特に気をつけて下さい。
+赤ちゃんに影響するって
妊娠初期の女性が感染すると赤ちゃんが先天性風疹症候群という目や耳、心臓などに障害が出る確率が高くなります。
妊娠中はワクチンは受けられないので、妊娠する前に受けておく必要があります。また、身近に妊婦さんが居る場合は周りの人が気遣ってあげて下さい。
+風疹ワクチン
風疹のワクチンには2種類あるんです。
一つは風疹だけを予防するもの。もう一つは風疹とはしかの二つを予防するもの。それぞれ単独ワクチン、混合ワクチンと言います。単独の方が少しお安いですが、生産量が少ないため現在場所によって不足しています。成人の方にははしかの抗体がない方もいらっしゃいますので、どちらかと言うと複合をオススメ。
風疹拡大防止のため、各自治体で助成金を出しているところが多くなってます。ネットでちょっと調べると一覧になってたりしますので、調べてから行くと良いですよ。現在需要が高まり、在庫がない場合もあるので電話で確認してから行くとスムーズに打つことができます。また、子どもの定期接種のための混合ワクチンを置いているところもあるので内科よりも小児科に行った方が早い場合もあります。医療機関の検索サイトがあるので、そこからワクチンを扱っている病院を探していくのも良いと思います。
それと、摂取すればすぐに大丈夫になるわけではなく、胎内で抗体を作るには2,3週間は必要ですのでご注意下さい。また、風疹のワクチンは接種後二ヶ月間の避妊が必要になります。
+終わりに
皆様、風疹のワクチンは打ちましたか?
少し前から風疹の話を至るところで耳にします。今、まさに子どもを授かろうとしている方、もうすこし先にお子さんを授かる方、いつか授かるだろう方いらっしゃると思います。
生まれてくる子どもに願うことはなんですか?
わたしは、健康を願います。健康であれば、それで良いです。元気に育って、わたしより後に生を終えてくれるなら、それだけが願いです。
多分このように思う方は多いと思います。赤ちゃんは授かりものとは良く言ったもの。けれども、元気な赤子を授かるために出来ることがあります。
その一つに風疹のワクチンを受けることが挙げられます。いつか出会う子どものためにも出来ることを、今から始めませんか。
参考
NHK NEWS http://www3.nhk.or.jp/news/stopfushin/