知っているようで知らない:避妊の方法

+コンドームでの避妊率は100%ではない

コンドームの避妊率は大体80%から90%の間。多くの方はコンドームを着けていれば安全だと考えている方が多くいますが、コンドームも絶対ではありません。『ガマン汁・精液』の時にも触れましたが、ガマン汁でも妊娠の可能性はありますし、挿入の際にコンドームが破けてしまったり外れてしまうこともあります。

避妊率が100%なのは、性交渉をしないこと、です。

+主な避妊法と費用

コンドームやピルが一般的には知られていると思います。

それに加えて、殺精子剤や女性用コンドームIUD、基礎体温法(『安全日・危険日』の項目を参照)、不妊治療など多種多様な方法があります。

一番てっとり早く、一般的なのが男性用コンドーム。避妊だけではなく、性感染症も予防できます。お値段もお手頃で、12個入り一箱が1000円くらいから売り出されています。薬局やドンキホーテ、コンビニ・通販など様々なところで売っているため、手に取りやすいです。加えて、今では薄さを追求したものやジェル加工してあったり、とげとげがついていたりと種類もたくさんありますので、恋人と一緒に「これ使ってみようか」など話し合いをしながら買いに行くのも楽しいと思います。

次に知られているのがピルでしょう。ピルについて詳しくは『ピルについて』の項目を参照してください。ピルは大体一ヶ月で2000円からの出費で、妊娠をかなりの確実で防げます。また、月経痛の軽減などの体に良いこともいくつか。しかし、性感染症は防げないため、コンドームとの併用をお勧めします。

殺精子剤もそれなりに知られていると思いますが、これは制限が多い(挿入の仕方や、時間など)上に、分泌液が多いと流れ出てしまうなどの失敗も多いです。それに、女性によっては使った後に膣の痒みなどを訴える人も居ます。

女性用コンドームとは、男性用コンドームとは違い、膣内の装着するコンドームです。一つ500円から700円くらいですが、初めての子には少しハードルが高いように思います。また、使用感があったり、男性用コンドームよりも装着が難しかったりとあまり好まれません。

IUSは装着すれば10年間くらい効果がある優れもの。しかし、約2万~4万かかることや、医師による装着だったり、出産経験のない女性には使いづらかったりと、処女の人や未婚の人にはあまり向きません。出産を経験した方で、それ以上の妊娠を望まない方が多く利用されます。

不妊治療は避妊法の中では一番確実とも言えます。半永久的に自然妊娠は望めなくなりますので、これ以上出産の予定がない人に推奨されるものです。女性の場合は卵管結紮法という、卵管を縛ることで精子との出会いを強制的に遮断する方法があります。男性の場合はパイプカットという精管を切断する方法があります。手術費に関しては病院によりけりですので、しようかなと考えていらっしゃる方は一度問い合わせてみると良いでしょう。

+誤った避妊法

膣外射精、数回射精した後の膣内射精、中に出してもすぐに洗い流せば大丈夫などは誤った避妊法です。

膣外射精に関しては、再三書いてきたように、ガマン汁にも精子が含まれているため、それが膣内に侵入すれば妊娠します。数回射精した後だったら、精子がなくなっていると考えて中に出しても大丈夫だとする考えがありますが、それも間違いです。射精には精液が伴います。その精液の中には精子が含まれています。それが卵子と出会えばそれで妊娠します。

「洗ったら大丈夫!」それもデマです。

また、基礎体温法などは、きちんとした排卵日を割り出すのが難しいので、危険日だけ避妊していれば良いという安易な考えは捨ててください。