少女と乙女と女とわたし(6)興味はあるけど危ないことはしたくない! 後編

性については考えたい、でも性について語るのなんてはしたない!
そんなふうに思っていて、正直、性についての知識に自信がない皆様。

少女だったあなたが初潮を迎えて、乙女になるときには、
「保健体育の先生」とか「お母さん」が教えてくれたのに、
乙女であるあなたが初Hをして「女」になるときについては、誰も教えてくれない…
そんな矛盾、感じていませんか?

今回は危機管理の後編、性病についてです。

●性病について

小画像暗い部屋

みなさんは、性病についてどれくらい知っていますか?
「ヤリマン、ヤリチンじゃないから、関係ないよー」と思うかもしれませんが、
セックスしなくてもかかる、性器周辺の病気もありますし、
性器の病気ではなくても、Hをしたときに雑菌が入ったり小さい傷がつくことで、
性器周辺が炎症を起こしたりすることがあります。

また、性感染症は、「菌に感染しているけど、症状がでない期間」が数ヶ月と長かったり、
人によっては症状が軽く、「実は感染しているけど、気づいていない」というケースもあります。
代表的な性病・および性器周辺の病気としては、以下のようなものがあげられます。

【セックスだけが原因ではないが、セックスや性器にかかわる病気】
カンジダ(炎症をおこすカビによる病気)
膀胱炎
性器の炎症(かぶれなど)
トリコモナス

【セックス・血液感染でうつる病気】
性器ヘルペス
クラミジア・咽頭クラミジア
尖形コンジローマ
ケジラミ
HIV(エイズ)
淋病
梅毒

●性病=関係ない!という気持ちを捨ててみよう。

「私は、彼氏としかしてないから、性病なんて関係ないよ」というのが、
多くの女子の気持ちだと思います。
でも…たとえば、自分の彼氏の元カノは?自分の元カレは?

先ほどお伝えしたように、性感染症は、「菌を持っているけど症状がでない」とか、
「菌を持っていて、症状も実はでているけれど、症状が軽いために本人は病気だと思っていない」場合もあります。

たとえば、尖形コンジローマでは、男女ともに自覚症状がでにくく、
潜伏期間が数ヶ月におよぶこともあります。
そうするとたとえば、こんなこともありえます。

4月:元カレと別れることになって、最後のHをする。
5月:大学のサークルで出会った先輩に恋をする
6月:先輩が彼女と別れたことを知り、アタック開始
7月:先輩とつきあうことになり、はじめてデート&キス
8月:先輩と、海沿いの安いラブホで初H
9月:先輩が、元彼女の誘いを断りきれず、H直前までヤっていたことが分かって大喧嘩
10月:性器周辺がなんだか痛痒い…。Hのしすぎかな…?と思って薬局で軟膏を買ってみる。

このストーリーだけみると「よくある話」なのですが、
感染の機会は、このストーリーだけでも多くあります。

たとえば、あなたが元カレからクラミジアをうつされていて、でも症状が軽く、
先輩に「無自覚のまま」感染させている可能性もありますし、
先輩自身がもともと保菌者である可能性もあります。

「性器周辺が痛痒い」のも、抵抗力が落ちて、カンジダなどの潜在菌が繁殖したためかもしれませんし、
生理用品でかぶれたり、Hのときの摩擦などによって、単純に細かい傷ができたのかもしれませんし、
性病かもしれません。

性病は、やっぱり恥ずかしいイメージがある病気ですし、
人間は自分の身体のことはやっぱり楽天的に考えがち。
多くの人は「とりあえず、フェミニーナ軟膏を買って様子をみようかな…」とか、
「しばらくしたら治るかな」と思ってしまうと思いますが、そこで、性感染症を疑ってみてください。

性感染症は、自分がかかる病気としても怖いものですし、症状が激しければ、
将来子供をつくるときに影響したり、重い病気になることもあります。
それになにより「相手にうつしてしまう」という怖さがあります。

インフルエンザや、ノロウイルス感染になったときには、友達や家族にうつさないように気をつけますよね。
そして、薬を飲んで安静にして、はやく治すようつとめるはず。

性病も、それと同じ。
性病の多くは、症状が軽ければ診察後、指定の薬を飲み続けることで、ちゃんと治ります。
「うつさない」ためにも、検査をうけて、ちゃんと治療しましょう!

●まずは検査を!郵便局留めで届けてくれる検査キットも!

性病の検査というと、病院に行って、性器を広げて見せなきゃいけない…と思っていませんか?
最近は、1万5千円~2万5千円くらいで、ひととおりの性病について自己検査できるキットが売られています。

1つの性病検査だけならば、5000円くらいから、自己検査キットを手に入れることもできます。

このキットは、通販で手にいれることができ、
代引や、郵便局留めも受け付けていますので、「家族に内緒で入手する」ことが可能。
少し高いですが、性器周辺が痒くなったり、オリモノが増えたりしたときには、7種類くらいの性病の検査が
一気にできるので、試してみる価値があります。

彼氏がいる場合には、彼氏もいっしょに受けたほうがベター。
あなたがもし、性病治療をうけて治ったとしても、彼氏がずっと菌を持ったままだったら、
また感染してしまいます。

●検査をいやがる彼氏の論理

「性病検査、いっしょに受けてみようよ」といって、素直に従ってくれる彼氏ならいいのですが、
若い男性陣の中には、案外恥ずかしがりのひとも多くて

「えー。俺ヤリチンじゃねえし、いいよ」
「なに、お前浮気とかしてんの!?」

といった反応を示す人も少なくありません。

とくに、「性についての知識を持っている奴は、男女問わずヤリチン、ヤリマンなんだろ!?」といった偏見で、
怒り出す人もいます。

そういうときには、以下のような写真を見せて、こう言ってみましょう。

「性感染症って、潜伏期間が8ヶ月とかになる病気もあるんだって」
「保菌者でも、症状がでない場合もあって、無意識に相手にうつしちゃうこともあるんだって」
「セックスしなくてもかかる病気もあるんだって」
「性病になると、男の子のほうが症状が表面化しやすくて…尿道からこんなふうに膿が出てくるとか、ブツブツができちゃうこともあるんだって」

こうやって、ちょっと知識を入れて、興味を持ってもらったところで、
こう言ってみましょう。

「私も正直元カレはいたし、あなたも、元カノはいたし…今までは私、こういうことに興味なかったんだけど…」
「わたし、あなたにそういう病気うつしちゃったら…って怖くなっちゃって…。あなたのことが大事だから、2人で、こういう話しにくい話も、ちゃんと話せるようになりたいの…だめ、かな…?」

あなたとは、ちゃんと話をしたい。あなたのからだが心配。
そういうメッセージなら、怒り出す男の子はまれです。

性についてのまじめな知識は、女の子のほうがしっかりしていることが多いもの。
恥ずかしがったり、怒り出したりする男の子を、うまく乗せて、カレをいい男に育て上げましょう♪