アラサー女子の保健体育:2時間目-性にまつわる病気

アラサー女子のみなさん!
そろそろアラサーが近づいてきた20代のみなさん!

そして、アラサーじゃないけど、性知識を身につけたいみなさん!
このコラムでは、今だからこそちゃんと知りたい、でも性教育をいまさら受けることなんてできないみなさんに、
集中講義と「自習の方法」を提供いたします。

今回は、婦人科の病気について取り扱います。

■婦人科の病気

小画像診察券

アラサーともなってくれば、もうそろそろお肌も曲がり角。
健康についても気になってくる年頃です。

十代のころには、病気と言えば、風邪やインフルエンザ、食あたりなどの
「一過性の病気」がほとんどでしたが、二十代も後半にさしかかってくると、
「いつのまにか進行している、内臓系の病気」が気になりはじめます。

婦人科の病気としては、以下のようなものがあげられます。

*乳ガン
*子宮頸がん
*子宮内膜症
*子宮筋腫
*卵巣ガン
*月経障害(無月経・強い月経痛・生理不順など)
*不妊症

そして、性感染症や、性器周辺の病気などもあります。

*クラミジア
*トリコモナス
*カンジダ
*エイズ
*尖形コンジローマ
*膀胱炎
*毛ジラミ

これらの病気は、初期は症状が軽かったりして、ほとんど気づかないことも多いもの。
とくに、学生時代と違って、働いているアラサー女子は多少体調が悪くても、
職場に迷惑はかけられない、きっと気のせい!と思って見過ごしてしまいがちです。

■検診を受けよう!

静かに進行する病気は、自覚症状がある病気と違って、検査をうけなければ発見することができません。
アラサー女子であれば、節目節目で、検診を受けることを検討しましょう。

とくに、結婚をひかえている女子は「ブライダルチェック」といって
結婚前に、健康状態のチェックをするのも流行っているようです。

でも…検診を受ける、となると、かかる時間やお金が気になりますよね。
検診を受ける際にかかるお金と、時間、検診による日常への影響についてまとめてみました。

(1)性感染症のチェック
性感染症については、自分でできる調査キットが販売されています。
ひととおりの性感染症のチェックができるキットは、約1万5千円~2万円。
「クラミジアだけの検査」など、検査項目が少ないものは、5000円程度です。

検査キットを宅配便で受け取り、膣内に綿棒のようなものを挿入して、その綿棒を検査容器に入れて送り返す、
針のようなもので指先に少し傷をつけて、血を採り、それを検査容器に入れて送り返す、といったカンタンな調査となります。
結果はホームページで閲覧できます。あくまでも、検査機関なので、陽性がでた場合には、医療機関の受信が必要です。

(2)ガンのチェック
子宮頸がんや、乳ガンなどの検診は、多くの場合、企業や自治体での補助があります。
補助には、年齢の指定などがありますが、 情報をうまくゲットすれば、
無料や、1000円~2000円程度のお金で検診が受けられます。

働いている方は、会社で行われる年1回の健康診断のときに「婦人科検診」や「乳ガン検診」といった
項目がないかどうか、チェックしてみてください。

働いていない方や、会社での健康診断に婦人科検診がない場合は、
自治体(住んでいる市区町村(住民票があるところ))のホームページに行って、
自治体のホームページの「検索」ボックスを探し「検診」や「がん検診」といったキーワードで検索してみてください。

多くの自治体では、「年齢が偶数の方は無料で検診が受けられます」「20才以上で検診を受けたことがない方は1000円で検診が受けられます」など、
一定の条件つきではありますが、検診の補助をしていることが多いです。

■課題

(1)住んでいる自治体のホームページを検索して、検診の日程を確認し、検診に申し込んでみましょう
(2)性感染症は、自覚症状がないことも多いことを理解し、セックスパートナーがいる人は、その人といっしょに検査キットを申し込みましょう。

■まとめ

アラサー女子たるもの、病気には以下の心得で立ち向かうべし。

1.もう若くはない。健康への投資を検討し、年1回の検診の予定をたてるべし。
2.自分の性の健康に留意し、性感染症にならない、性感染症をうつさないことは、大人として当然のマナーと思うべし。