アラサー女子の保健体育:はじめに‐大人の女性の常識テスト!

アラサー女子のみなさん!
そろそろアラサーが近づいてきた20代のみなさん!

そして、アラサーじゃないけど、性知識を身につけたいみなさん!
このコラムでは、今だからこそちゃんと知りたい、でも性教育をいまさら受けることなんてできないみなさんに、
集中講義を提供いたします。

まず、授業のはじめに、常識テストを行いたいと思います。
知識編と「自分の現状」編にわかれています。

※本常識テストは、海外のテストおよび、以下の女性の健康・性教育の書籍を参考に、
20代後半の女子が知っているべきと思うものについて独自にまとめたものです。

■自分の身体について

小画像勉強に飽きた女の子

*女性の外性器を前から順番に並べるとどうなる?
(1)膣口
(2)クリトリス
(3)肛門
(4)尿道

*生理について、生理開始から、つぎの生理までに身体の中でおこることを順番にならべよ。
(1)子宮内膜が厚くなる
(2)排卵する
(3)エストロゲンが増加する
(4)プロゲステロンが増加する
(5)卵子が受精できない状態になる

*排卵された卵子の受精可能期間は、一般的に何日ほどと言われているか
(1)一週間
(2)1日
(3)3日
(4)10日

*排卵は、一般的に生理開始日の何日後におこると言われているか
(1)生理中
(2)生理が終わった直後
(3)生理開始後15日ごろ
(4)生理開始後20日ごろ

■避妊について

20130407-153013.jpg

*コンドームの避妊失敗率は何パーセントといわれているか?(全く避妊をしない状態での妊娠件数を100%とし、コンドームを通常使用した場合に何%が避妊に失敗し、妊娠するかという率)
(1)0.5%以下
(2)1%
(3)5%
(4)15%
(5)20%

*ピルの避妊失敗率は何パーセントといわれているか?
(1)0.5%以下
(2)1%
(3)5%
(4)15%
(5)20%

*膣外射精について、正しいものを選べ
(1)妊娠する可能性がある
(2)妊娠する可能性はない

*安全日について、正しいものを選べ
(1)安全日は正しく算出することができ、安全日のセックスならば妊娠しない
(2)安全日は正しく算出することは難しい

*一般的に、精子の受精可能期間はどれくらいか?
(1)一週間
(2)1日
(3)3日
(4)10日

*ピルの価格は、1ヶ月ぶんでおよそいくらか?
(1)1000円~2000円
(2)2000円~3000円
(3)3000円~4000円
(4)4000円以上

*コンドームの価格は、12個入りの箱のものでおよそいくらか?
(1)500円前後
(2)1000円前後
(3)2000円前後
(4)2000円以上

*100%避妊をする方法はどれか?
(1)ピルを服用する
(2)コンドームをつける
(3)コンドームとピルを併用する
(4)禁欲し、セックスをしない

*ゴムが破れたなど、妊娠する可能性がある場合におこなう緊急避妊法の方法と効果について、正しいものを選べ
(1)セックスの100時間以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない
(2)セックスの72時間以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない
(3)生理予定日の3日以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない。
(4)産婦人科で診察を受けた72時間以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない

*中絶について、正しいものを選べ
(1)中絶をおこなうと、堕胎罪に問われる可能性がある
(2)中絶は、お金が50万円あれば基本的に可能である。
(3)中絶は、飲み薬によって行う
(4)緊急避妊薬とは、中絶を行う薬である。

*一般的な、月経周期28日の女性で、3月1日に月経が開始し、3月6日に月経が終わった場合、以下のうちもっとも妊娠しやすい時期はどれか
(1)3月7日にセックスをした場合
(2)3月23日にセックスをした場合
(3)3月15日にセックスをした場合

*妊娠検査薬の価格は、1個いりのものでおよそいくらか
(1)およそ700円
(2)およそ1500円
(3)およそ2000円
(4)およそ3000円
(5)3000円以上

■性病について

小画像診察券

*コンドームには性感染症予防効果がある。○か×か?

*ピルには性感染症予防効果がある。○か×か?

*セックスをしていなくても、カンジダ膣炎にかかることがある。○か×か?

*性感染症は、保菌していても自覚症状がでないことがある。○か×か?

*性感染症は、同時に複数の人とセックスしないと、感染しない。○か×か?

■自分自身について

小画像鍵を渡す

自分自身について、以下のことを知っているか、確認してください。

*私は、前回の生理開始日を覚えている
(1)覚えている
(2)覚えていない

*私は、自分の生理周期を把握している。(たとえば、約28日周期である、など)
(1)把握している
(2)把握していない
(3)生理不順であるため、周期がはっきりしない

*私は、次回の自分の生理日を、誤差数日ほどで予測することができる
(1)できる
(2)前回生理日がわからないため、できない
(3)生理不順のため、できない
(4)生理周期を把握していないため、できない

*産婦人科で、検診を受けたことがある
(1)ある
(2)ない

*乳ガン検診を受けたことがある
(1)ある
(2)ない

*最後にセックスした日を覚えている
(1)覚えている
(2)覚えていない

■パートナーとの関係性について

小画像かたもみしてあげる彼

*今のセックスのパートナーと、子供ができたらどうするかについて話したことがある
(1)話したことがある
(2)話したことがない

*今のセックスのパートナーと、性病について話したことがある
(1)話したことがある
(2)話したことがない

*今のセックスのパートナーと、避妊法について話したことがある
(1)コンドーム・ピルを含むその他のさまざまな方法について検討したことがある
(2)ピルについてのみ、検討したことがある
(3)コンドームについてのみ、検討したことがある
(4)話したことがない

*今のパートナーと、性についてまじめに話し合える。
(1)まじめに話し合えると思う
(2)まじめには話し合えそうにない

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さて、常識テスト野結果はいかがでしたか?

これらのテスト、案外知らないことだったり、いざ聞かれるとはっきりしない、ということ、多いのではないでしょうか。
「これが常識!?そうとう詳しい人じゃないと、こんなこと知らないよ!」という方も多いと思います。

2012年に、アメリカのワシントンDCでは、はじめて、州をあげて、性教育をはじめとする
十代の身体と健康に関する州統一一斉試験が行われました。
性についての問題が多く、性教育の必要性がある程度認められているアメリカですら、
このような「性に関する知識」のテストが行われたのは去年という状態。
とくに、性についての知識をタブーとしがちな日本では、性知識を得る機会が少ないのです。

しかし、20代ともなれば、上記のような知識は知っていて当たり前。
男性も、女性も知っているべき内容です。

テストでいい点が取れなかったひとも大丈夫。
これから、覚えていけばいいのです。

では、1時間目をはじめましょう。アラサー女子の保健体育の1時間目は「避妊」です。

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参考文献:

ワシントンポスト:記事
http://www.washingtonpost.com/blogs/dc-schools-insider/post/dc-releases-results-of-nations-first-ever-standardized-test-on-health-and-sex-ed/2012/12/12/c52da276-4494-11e2-8061-253bccfc7532_blog.html

試験実施機関(試験標準策定機関)DC地域教育管理庁
http://osse.dc.gov/