アラサー女子の保健体育:1時間目-避妊

アラサー女子のみなさん!
そろそろアラサーが近づいてきた20代のみなさん!

そして、アラサーじゃないけど、性知識を身につけたいみなさん!
このコラムでは、今だからこそちゃんと知りたい、でも性教育をいまさら受けることなんてできないみなさんに、
集中講義と「自習の方法」を提供いたします。

1時間目は「避妊」についてです。

■そもそも避妊って?

小画像ぬいぐるみ

避妊というのは、妊娠を回避すること。
これは誰でも知っていますよね。

でも、考えてみて。そもそも人間だって動物です。
動物はなぜセックスするのか?といったら、子供をのこすため。
動物は、子供を残すためにセックスするんだけど、人間は、セックスするために避妊する。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?

それは、つまるところ、「セックスしたい」からです。
さらに言うなら「面倒なことはしたくないが、セックスはしたい」からです。

避妊について真面目に考えることが、どうしてなんとなくタブーなような気がするのか?といったら、
それはつまり「セックスしたい自分を認める」ことだからです。

「ちょっとまって、私は別にセックスは好きじゃないの。でも、カレがしたいっていうから…」

そんなアラサー女子も、いると思います。
でも、なにも知らない「オンナノコ」ならまだしも、私たちはアラサー女子。
がんばって女子といってみたところで、アラサーである事実は変わりません。

いつまでも「カレに言われたから」とか「Hなことについて自分で詳しくなるなんて恥ずかしい…」なんていっていたら、
逆に、年相応ではなくてカッコ悪い。
「カレがしたいって言うし、私もHなことをカレとするのは好き。だからこそちゃんと勉強したいし、自分の意見も持ちたい」
それが、大人の女というもの。

とくに避妊については、女子のほうが真剣に考えないといけません。
男の人は、「ヤリ逃げ」が可能ですが、女子は妊娠してしまったら「ヤられ逃げ」はできません。
おなかが大きくなるのは、自分であって、相手の男ではない以上、自衛手段は常に持っておいたほうがいい。
というわけて、1時間目は「アラサー女子が自分でできる自衛法」を中心にとりあつかいます。

■避妊法の種類と避妊率

避妊法、いくつ知っていますか?
コンドームと、ピルについては、もはや常識、といいたいところですが、
避妊法にも歴史があります。

現在、可能な避妊法としてベストなものは「ゴムとピルの併用」といわれていますが、
知識として、以下のような避妊法があることも、知っておくとよいでしょう。

避妊法として知られているものの代表例として、以下のようなものがあります。

(知っておくとよいもの)
*コンドーム

*ピル(低用量ピル)

*基礎体温法・オギノ式
まず、これらは避妊法というよりは、「自分のバイオリズムの把握をする方法」であり、
どちらかというと「妊娠したい人が使う方法」です。

※オギノ式は、もともと子供を作りたい人が、いつセックスをしたら子供が作りやすいか判断するためにつくられた手法ですが、
「子供ができにくい時期」の情報も含まれていたため、避妊法としての扱いも受けるようになった、という経緯があります。

基礎体温・オギノ式により、比較的妊娠しにくい時期を算出することは可能ですが、
普段は生理が順調な人も、生理不順になったり、バイオリズムが変わることもありますので、「確実な避妊」とはいえません。

いつ子供が産まれてもいいような、結婚しているカップルが、
「できちゃってもいいけど、率先して作る気も今はない。でも、ときには生で挿れたいなぁ…比較的できにくい日はいつだろう?」と考える、くらいのレベルの避妊でよければ、まあ、意味はあるかもしれません。

(過去に一般的だったり、愛好者はいるが、避妊法として確実ではなかったり、その後子供を作る予定がある人には適用できないなどのため、一般的には採用されない避妊法)
*殺精子剤
*ペッサリー
*女性用コンドーム
*パイプカット
*銅付加IUD

■避妊法の勉強法

今はインターネット上に情報がたくさんありますので、避妊法を勉強することはカンタンです。
避妊法の勉強をするための「自習ポイント」をお伝えします。

(1)ネットの知識はあくまでも知識!自分の身体のことは自分で考えよう!

(2)知識の入手元はできるだけ「正しく」「営業目的でない」ページをえらぼう!

(3)医師にも、いろんな人がいる。医師の書いた記事も、見比べてから判断しよう!

(4)彼氏や、下ネタも話せる仲のいい友達と、いっしょに勉強しよう!

■課題

自分自身で、書籍・インターネット等を活用して、以下の問いにこたえよ。
*コンドームの避妊失敗率は何パーセントといわれているか?(全く避妊をしない状態での妊娠件数を100%とし、コンドームを通常使用した場合に何%が避妊に失敗し、妊娠するかという率)
(1)0.5%以下
(2)1%
(3)5%
(4)15%
(5)20%

*ピルの避妊失敗率は何パーセントといわれているか?
(1)0.5%以下
(2)1%
(3)5%
(4)15%
(5)20%

*膣外射精について、正しいものを選べ
(1)妊娠する可能性がある
(2)妊娠する可能性はない

*安全日について、正しいものを選べ
(1)安全日は正しく算出することができ、安全日のセックスならば妊娠しない
(2)安全日は正しく算出することは難しい

*一般的に、精子の受精可能期間はどれくらいか?
(1)一週間
(2)1日
(3)3日
(4)10日

*排卵された卵子の受精可能期間は、一般的に何日ほどと言われているか
(1)一週間
(2)1日
(3)3日
(4)10日

*排卵は、一般的に生理開始日の何日後におこると言われているか
(1)生理中
(2)生理が終わった直後
(3)生理開始後15日ごろ
(4)生理開始後20日ごろ

*ピルの価格は、1ヶ月ぶんでおよそいくらか?
(1)1000円~2000円
(2)2000円~3000円
(3)3000円~4000円
(4)4000円以上

*コンドームの価格は、12個入りの箱のものでおよそいくらか?
(1)500円前後
(2)1000円前後
(3)2000円前後
(4)2000円以上

*100%避妊をする方法はどれか?
(1)ピルを服用する
(2)コンドームをつける
(3)コンドームとピルを併用する
(4)禁欲し、セックスをしない

*ゴムが破れたなど、妊娠する可能性がある場合におこなう緊急避妊法の方法と効果について、正しいものを選べ
(1)セックスの100時間以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない
(2)セックスの72時間以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない
(3)生理予定日の3日以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない。
(4)産婦人科で診察を受けた72時間以内に、緊急避妊薬を服用しなければならない

*中絶について、正しいものを選べ
(1)中絶をおこなうと、堕胎罪に問われる可能性がある
(2)中絶は、お金が50万円あれば基本的に可能である。
(3)中絶は、飲み薬によって行う
(4)緊急避妊薬とは、中絶を行う薬である。

*一般的な、月経周期28日の女性で、3月1日に月経が開始し、3月6日に月経が終わった場合、以下のうちもっとも妊娠しやすい時期はどれか
(1)3月7日にセックスをした場合
(2)3月23日にセックスをした場合
(3)3月15日にセックスをした場合

*妊娠検査薬の価格は、1個いりのものでおよそいくらか
(1)およそ700円
(2)およそ1500円
(3)およそ2000円
(4)およそ3000円
(5)3000円以上

■まとめ

アラサー女子たるもの、以下を徹底すべし。

1.恥ずかしがらずに正しい知識を身につけるべし

2.妊娠したくなく、かつ、セックスはしたいのであれば、ピルを飲むべし

3.彼氏も巻き込んで、避妊の勉強をするべし