セクマイですが何か?*(3)-誰にも言えない、二人の秘め事

セクマイですが何か?*(3)-誰にも言えない、二人の秘め事

*3度目な、中山四季です*

~秘密が重なって行く、気持ちは伝えられないまま。どうして素直になれなかったのだろう・・・~

こんにちは、365日24時間恋をしている。同性愛者な、少数派、中山四季です。
セクマイですが何か?

今まで、色々なことで悩んできましたが、
『昔の私みたいに悩んでいる人』『似た悩みを持つ友達がいる人に』
少しでも気を楽にしてもらえるように 前回に引き続き私の体験談をお話したいと思います。

今回は誰にも言えなかった事について・・・・

*好きという気持ち*

前回、好きな人、好きという気持ちについてお話しましたが、
恋というものは厄介で、日に日に大きくなって行きます。
そしてそれに結びついて厄介なのは『性』についてです。

小学校で『性』について学ぶ機会がありました、
私はよく覚えています、
男性と女性の構造、
これから自分達に起こる事
そして子供が出来るメカニズムについて

よくわからないまま、私は話を聞いていました。
何人かの子はそわそわしていました。
私はぼんやりと「あの人」に早く会いたいなぁと思っていました

世間では普通じゃない恋愛をしている事にうっすらと気づいていた私は
子供の事はあんまり聞かないようにしていた、
ただ好きな人同士ですることだというのだけ覚えていた

でもこの気持ちは誰かを傷つけてしまう。
もし彼が自分を受け入れても、
あの人があの人の家族に捨てられてしまうかもしれない事が
本当に怖かった。

*夏の秘め事*

気持ちは伝えられないまま
距離だけが縮まって行く、
意地悪された後、優しくされるたびに、好きになって
頭の中はその人でいっぱいになる。

そんな毎日を過ごして、待ちに待った小学4年生の夏休み。
あの人が数日間泊まりに来る!
おんなじ布団で毎日眠れるのだ。
私はとても嬉しかった。

そんな中、
夏まつりの日のことです。
私はどうしても彼に触れたいと思って手を伸ばしました。
彼に触れると体が反応していました、私は、授業で習った事をばんやり思い出し
『好きな人に反応するという認識』にたどり着き大変喜びました。
それは間違った認識であると今は思います。

それが初めて、彼との性的に触れ合った時でした、それは当時の私には大きな秘め事でした。
好きと伝える前に触れてしまった事が自分の中で気持ちを伝えることへの足枷にもなったように思います。

今思えば、大した事ではなかったもしれません、触れ合っただけなのだから
思春期には同性でもよくあることだったと『今なら』わかるのです。

別にSEXをした訳では無かったのだから
でも自分の中で背徳感だけが大きくなって行き。

「どうしてみんなこんな事をしてみんな、昼間平気で生きているんだろう」

そう思いながら、ズルズルとこの行為は高校生まで続きました。
勿論気持ちは伝えられないまま・・・・。

*イケナイコト*

テレビや色々な人のお話、普通じゃないことが罪だということ。
ちょうどドラマの金八先生で上戸彩さんが性同一性生涯の女の子を演じていた頃

普通じゃないことで苦しんでいる人が自分以外にも居る事を改めて認識します。
そして、その人達のように傷ついてでも前に進む勇気が私にはありませんでした。

あの人を好きなことが、両親を苦しめてしまうかもしれない
自分の気持ちは誰にも受け入れてもらえないんだ・・・。

好きだと伝えたら、拒絶されてしまうのではないか?

そんなことを考えては泣きました。

中学生になってほぼ毎週末遊びにいって会話もなく ただそれだけを続ける関係
知らない間にそういう感じになっていました、
お恥ずかしいお話ですが、私は未だに処女童貞です。キスもしたこともありません。
下世話なお話かもしれませんが、この時も口と手で一方的にするという形でした

欲望を飲み込むたびに
私は心でで自分の事をティッシュと呼んで蔑んでいました。
でも私にはその行為がとても大切でした、なくなったら生きていけないかもしれないと
そんな風に思うほど、依存していたのです。

もともと趣味も見た目も学校も違う幼なじみとの
唯一共有している秘め事だったのです。

イケナイ事だと思っていました。
私は性経験があまりないので、わかりませんが、
そういう行為は普通にあることで咎める事隠す事ではないのかもしれません。

もし気持ちを伝えて、順番を追って肌を重ねていたら未来は変わっていたかもしれない。

自分を偽るときっと悲しい事が起こります、

どうか、私のような関係になってしまう前に、
または、なってしまっても気持ちを伝える事をあきらめないでください。

傷つくかもしれませんが、前には進む事が出来ます。
以上が私の当時誰にも相談できなかった体験談でした・・・・。